2016年5月26日木曜日

夢: 一斉終業、ウガンダ異動、エレベーターの少年

会社の終業時刻頃。

外は雨が降っているとか降っていないとか、そんな話題になっている。傘を持っている女性がいたので、私は「降ってないよ」と教える。「普通だったら濡れてもいいでしょうけど」と女性は言う。よく見ると、その女性は妊婦だった。私は「なるほど」と言う。

誰かが異動の挨拶をしているらしい。だが、人が多すぎて近づけないし、壁の死角になっていて見えない。近くにいたKY部長に聞くと、KR先生(この会社と共同研究をしている大学の准教授)がウガンダに行くことになったらしい。「成果が出るのが遅かったもんねえ」などとKY部長は言っている。

エレベーターホールに来る。そこから見える階段を大勢の人が降りている。そういえば、今日は一斉終業の日だった。

エレベーターを待っている間、近くにいた少年(誰だか知らない)に、「今日は階段で行ったほうがいいかも」と言う。少年がなぜかと聞いてくるので、階段の混み具合とエレベータがいっぱいかもしれないことを話す。

エレベータが着いて開くと、中は数人が乗っているだけだった。が、乗る前に扉が閉まりそうになる。少年が泣きそうな声をあげた。私はすばやく開ボタンを押す(ボタンはなぜか扉の向こう側にあり、閉まりそうになるせまい隙間をぬって押した)。私と少年は乗った。中に乗っていた人たちが開ボタンを押してくれなかったことに関して、聞こえよがしに私は「大人は冷たいな」のようなことを言う。

エレベータの中にはぶつぶつしゃべっている若い女性がいて、よく見るとウェブカメラを使って撮影をしながら、中継で誰かと話しているらしい。エレベーターの中の様子を向こう側の人に伝えている。よその会社(私にはその女性は社外の人に思えた)でそんなことしていいのか、と少し腹立たしく思った。ウェブカメラはやたらと大きく、一眼レフのような大きさだ。

1階に着いて、外に出てみるとけっこう雨が降っていた。私はさっきの少年に話しかけようとしたが、少年はすぐにどこかに行ってしまった。エレベーターを止めてあげたというのに、お礼もなく立ち去ったので、なんだか少しもの足りない気がした。

2016年5月25日水曜日

夢: 廊下におしっこの水溜りを作った犯人は誰だ

ショパンの「華麗なる大円舞曲」が聞こえる。子供がピアノを弾いているのか、CDが鳴っているのか。

私はその部屋を出る。扉を閉めると音は小さくなり、低音の振動だけが響いている。鉄筋コンクリートの壁は高音はカットできても、低音は伝えてしまうのだなあ、と思う。

廊下に出て、すぐ目の前にあるトイレに入り用を足す(小)。

廊下に戻ってくると、姉がいる。姉は廊下の床にある水溜りを指し、私が犯人だと責める。たしかに水溜りはあるが、その場所なら、相当手前から私がおしっこをしながら廊下を歩いたことになる、それはおかしいと反論する。

先ほどから、廊下に母親が座っていた。そんな光景は見ていないだろ、と問うが、返事がはっきりしない。

姉はなおも私を責め、雑巾で拭けという。私は、自分のだったら拭くつもりだが、そうでないものを拭くのはいやだと思う。

水溜りがあるのは事実だから、誰かがしたのだろう。こんなことが前にもたびたびあった気がする。犯人を突き止めるために、ビデオカメラを仕掛けておこうと考える。私は、スマホの微速度撮影アプリを立ち上げて、スマホをどこにどうやって置こうかと考えている。

(補足)
目が覚めると強い尿意があったので、すぐにトイレに行きました(子供の頃だったら、おねしょするパターン)。あと、微速度撮影(インターバル撮影)じゃダメじゃんって思った。

2016年5月23日月曜日

夢: 水中でイカを素手でさばく

水中を歩いている。イカの獲り方を教わっている。

素潜りのように息を止めているわけでもないし、スキューバダイビングのように酸素ボンベをつけているわけでもないが、そのへんは気にならない。

目の前を泳いでいるイカを素手で掴む。激しく動くので逃げられそうになるが、なんとか捕まえられた。

次のやつを捕まえる。手でグッと握り潰し、足を取ったり、内臓を取ったりと、その場でさばいていく。

握り潰して内臓を出すと、内臓が水中に広がって、目の前の水が濁る。

次々とイカをつかまえて、さばいていく。気持ちいいような、気持ち悪いような微妙な手の感触である。

夢: 賞味期限切れの唐揚げ弁当と米軍基地の反対運動

宅配便で荷物が送られてきた。

開けてみると、エスニック風唐揚げ弁当が入っている。賞味期限は3日前に切れており、クール便でもなかった。

送り主の名前は書いてなかったが、こんな変なことをするのは義母に違いないと思う。

荷物には他にも、プラカード、ヘルメット、棒(?)など、学生運動のときに使うようなグッズが入っていた。どうやら米軍基地で行われる式典か何かの反対運動のためのものらしい。

そういえばここは基地の近くだった。すぐそこに塀がある。反対運動グッズに身を包み、警備で立っている人に式典のことを聞いてみると、すでに数日前に終わった、とのことだった。

2016年5月21日土曜日

夢: 京都の「ぶぶ漬け」の話で女が泣き出す

セールスか何かの女が訪ねて来る。いつのまにか家(マンション)の中に上がり込んでいる。背が高い。

けっこう露骨に帰ってくれと言っているのに、女はなかなか帰らない。(が、自分はそれほど不快には思っていない)

ほっておいて、別の用事をする。

家の中が妙に広い。ちょっと前に、以前より広めの部屋に越したのは事実だが、これほど広かっただろうか。

女が見当たらないので帰ったのだろうと思う。

が、カーテンの裏側(=外側の面)に入り込んで、本を読んでいた。

厭味の意味で、客に帰ってほしいときに箒(ほうき)を逆さまに立て掛ける、という話をする。

何か伝わっていないような気がしたので、京都の「ぶぶ漬け」の話もする。今度は効いたのか、女は泣き出した。

ちょっと言い過ぎたかなと思ったが、ほどなくして女は笑いだしたので、ああやっぱり大して応えていないのだなと思う。

夢: 古い水道管と歴代の住民

家庭科室のような、机のすぐ横に水道がある部屋にいる。

足に水滴が付いていることに気付く。いつどのようにして付いたのか分からない。水の出所を探すと、机のところから垂れているようだ。そこは水道ではないのだが、水が染み出している。

備え付けの大きな机をごっそり取り除くと、床から水が染み出している。水のせいで床が波打っているが、染み出す程度で、溢れ出すほどではない。この水が机の中を伝わって上がっていき、私の足を濡らしていたんだなと思う。

部屋の図面を見ても、水が出ている場所に水道管はないはずである。このような古い建物では、昔作った水道管が残っていて、その水のせいで地下に空間ができていて、あるとき床が壊れるなどして危険である、という情報をネットかなんかで見る。

水が染み出していた場所の近くで古い紙を見つける。それには歳の離れた私の従兄の名前が書かれていた。この民家をその従兄が使っていたことを知る。

この家の歴代居住者の写真が貼られた画用紙が出てくる。居住者が面白がって作ったものらしい。その中には先述の従兄の姉や妹、(親が別の)従弟の写真も載っている。

このような古い民家が、ずっと使われてきた理由、親戚間で代々住んできたということが判明し、すごく腑に落ちた気分になった。(水道のことはすっかり頭にない)

2016年5月7日土曜日

夢: 「じゃいか」という名前の猫が実在した話

一人暮らしの老人男性が「ジャイカ」という名前の猫を飼っている。その猫は病気で歩くことができないため、ベビーカーのような乗り物で移動させている。男性はその猫を「XYZ」という施設に預けることを予定している。その施設は高度の医療機関か終末期ケアのような施設で、そこに預けると猫には会えなくなってしまう。しかし、治る見込みがないので、男性はそこに預けるのが猫の幸せのためだと考えていた。

あるきっかけ(それは少し猫に無理を強いるようなものだったが)で、猫は少しずつ歩けるようになり、そのまま飼うことできることになった。そして、男性と猫は離れずに済むことになった。私はその話を男性から直接聞き、そして目の前で元気なジャイカの様子を見て、涙を流して感動した。

という夢を見た。私が見た夢なので、そんな話はどこにも存在しないはずである。

だが、この話を嫁にすると、知っているという。詳細には若干の違いがあったが、おおまかな部分や猫の名前は一致する。

また、ネットで検索してみると、検索結果にも出てくる。平仮名で「じゃいか」というのが正しい名前らしい。私が夢で見た話が、世の中で知られていることをとても不思議に感じた。

・・・という夢を見た。