イタリアにあるサイゼリヤで、イタリア語風に英語を話す
イタリアに旅行中である。イタリアにあるサイゼリヤに入る。外国人の年配の女性(たぶんイタリア人)と、大きめのテーブルで同席になる。私とその女性は会話をしている。私は一生懸命、たぶん英語(イタリア語は全く知らないので)で話している。 メニューがイタリア語なので読めない。私は女性にメニューが読めない、ということを伝えようとしている。「メニューが読めない」と言った時点で、それだけを言うと、言語の問題ではなく、目が見えないせいで読めないのだと、間違って伝わるかもと思い、「イタリア語であるせいで」というフレーズを付け足そうとする。 私は、"Because it was written in Italian." のようなフレーズを言い始めたが、最後の "Italian" のところはもっとイタリア語らしくする必要があるのではないかと思い、末尾のところを、"Italiano" と発音してみる。 その女性は、メニューは日本語で書かれている、と言う。よく見ると、たしかに、日本語が混ざっているようだ。日本のチェーンなので、日本色を出そうとしているのだろうか。 メニューのなかに「こだま」というフレーズが読めた。メニューの名前のところに、料理名ではなく、新幹線名が散りばめられている。しかし、誤字が多く、何のことだかよくわからない。私は、「ちゃんと日本人を雇って、合っているかチェックしてもらったほうがいい」みたいなことを言った。