夢:前方の壁のない電車、おそろいの水色の傘、見送ってくれないカップル

こんな夢を見た。

電車に乗っている。その電車は柿生かきお駅に停車した。柿生駅は私の家から歩ける距離なので、通常ならここで降りるのだが、私は降りるつもりはない。

座席はすべて進行方向を向いており、私は先頭車両の前から2番目の席に座っている。前方には、あるはずの車両の壁や運転室がなく、1番前の席も空席で、線路がよく見える。

私は電車内で高校生くらいのカップルと知り合いになったらしく、彼らと会話をしていた。彼らはこの駅で降りる。二人は私を見送ってくれるらしい。駅の外にいる彼らはおそろいの水色の傘をさしているため、こちらからも彼らであることがよくわかる。

アナウンスも発車メロディもなく電車は走り始める。走行音もしない。カップルは電車が走り出したことに気づかず、よそ見をしている。手を振ろうと思っていた私は、ちょっと肩透かしを食ったようになる。

車内にいた別の女子学生が「普通だった~」と、がっかりしたような声をあげた。どうやら、劇的な見送りを期待していたが、そうではなかった、ということらしい。私も同じ気持ちだった。




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