夢:日本軍と交渉する、施設内の引き込み線、夜通し走る列車

こんな夢を見た。

幕末か明治の頃だろうか、私はアメリカの海軍とともに、自分たちを日本の施設に立ち入らせるよう、日本側と交渉している。自分がアメリカ人なのか日本人なのかは判然としない。

その施設の正門を通り奥に向かって移動するための、鉄道の引き込み線があるはずだが、日本側はその存在を否定している。正門付近の地面に等間隔で開いている穴が、線路の存在を示している。その穴を隠そうとした痕跡があるが、隠しきれていない。「日本人は一致団結して隠し事をするから、たちがわるい」のようなことを私は言う。施設の奥には高貴な女性がおり、彼女を守るために、我々を立ち入らせないのであろうと、推測している。我々に悪意はない。

その引き込み線は数十年前に作られた。作られた当時の、その線路の上を走る貨物車両の中に私はいる。戦略上の重要な役割のために、その車両は夜通し走り続けている。真っ暗な中、寝台が並んでおり、私たち数名は寝ている。

耳元で蚊の羽音がして、私は寝台の上に立ち上がる。あちこち刺されたような気がする。蚊はたくさん見えたかと思うと、一匹もいなくなったり、また、たくさん見えたりする。顔に蚊がとまっている気がするので、自分の顔を平手で叩くが、蚊を仕留めることができない。

横に寝ている同僚も同じように、自分の顔を叩いて、蚊を殺そうとしているらしい。立ち上がっていた私は、同僚を見下ろした、おでこのあたりにとまっていた、たっぷりと血を吸った蚊をたくさん潰したのだろうか、同僚の額は血だらけだった。薄暗くてよく見えないのだが、目を凝らすと、同僚の顔はのっぺらぼうだった。





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